週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
[3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]
前回まで、シュートの決め方について見た。

ここでは、陥りやすいシュートでの誤りについて見る。

次のものは、表変換として見たものである。
















































このシュートは、地面を縦に踏み、上に伸び上がりながら蹴られている。






このシュートが打たれたのは、下に見られる位置からである。



次に、以下の位置から打たれるシュートを見る。



動作は以下のようである。





















































































このシュートは、地面についた右足を軸とし、左足を振り回している。






最初に見たものとは、根本的に動作が異なる。






一方は上に伸び上がり、一方は足を振り回しながら蹴る。

違いは、蹴った後の姿勢に顕著にあらわれる。




一方は空中にあり、もう一方は地面についたままである。

これは、以前に見た楔形と弓型の違いである。

上に伸びる方を楔形と呼び、振り回す方を弓型と呼ぶ。

そこでは、シュートにおいては楔形の方が良いことを見た。

理由としては、動きながら蹴りやすい、狭いスペースで蹴りやすいなどがあった。

狭いスペースで有効なことは、上の例でも見られる。




守備者が近くにいる。

それにもかかわらず、ブロックされることなくシュートを放っている。

楔形の特徴である、打ち終わりに浮く動作は、これまでに見た表裏両方で見られた。








これらのシュートでは、蹴った後に空中にあることが普通といえる。

普通ということは、基本ということでもある。

例えばゴールほぼ正面、ペナルティーエリアの外から表方向にシュートを打つとする。



この状況で、打ち終わりの姿勢を想像する。

これにより、基本のイメージを判断する事ができる。













































このように、体が宙にあることが正しい。



もし、次のように軸足が地面についたままのイメージを持つならば、それは誤りである。



正誤とは、よりシュートに適しているか否かによる。
楔形の動作は、シュートに向いた特徴を持ち、また表裏の蹴り分けにも通じる。
その点で、ゴールを奪う目的により適しており、正しい動作と言える。

しかし、現実として、シュートで足を振り回して蹴る選手の数は非常に多い。
特に、強く蹴ろうとすればするほど、大きく振り回す傾向が強くなる。
それは、シュートの基本として誤った動作であり、イメージである。

根本的なイメージが間違った状態で練習しても、上達は望めない。

それどころか、体に悪い癖を染み込ませてしまい、正しい動作への移行を阻害する。
振り回す蹴り方と、上に伸びる蹴り方は、体の使い方が本質的に異なる。
振り回す蹴り方は、どんなに練習しても伸びる蹴り方に接続しない。
このため、後から伸びる蹴り方に変えようとする場合、シュートでついつい足を振り回してミスをする。
これは大事な場面であればあるほどそうで、そのような時ほど昔の馴染んだ癖が出る。

悪い癖を修正するのは、一般的に長い時間がかかる。

最初から、よりシュートに適した蹴り方を練習した方が良い。

次に、上に伸びなが蹴る動作について見る。
ここでは、前の二回で見たシュートを比較する。

左が前々回に見たもの、右が前回に見たものである。


比較1:

フィールドポジション



シュート動作









比較2:

フィールドポジション



シュート動作









比較3:

フィールドポジション



シュート動作








左は、ボールの横から足を回すように蹴っている。

右は、より縦の動作で蹴っている。

その点は、蹴った後の姿勢にあらわれている。





左のものは体が横へ傾いており、右のものは上に伸び上がっている。

これら6つのシュートは、ゴール左からニアを見せてファーに蹴る点で共通している。

しかし、メカニズムとして2つの系統に分けられる。

ここで問題となるのは、どちらのメカニズムを用いるべきかという点である。

おそらく、右、シュートの表変換として扱ったものの方が良い。

理由は、左のように蹴った場合、必然的に外れやすい回転がかかるためである。

これは、シュートを決める上で不利である。

以下では、右の蹴り方、シュートの表変換を用いて蹴ったボールの軌道を見る。

3つのうち2つだけ見るが、それは残りの1つは守備者がボールに触れた可能性があるためである。
















連続的に表示すれば、ボールがほぼ真っ直ぐに飛ぶ様子がわかる。

次も、同系統の動作で蹴られたものである。















ボールがラインに達する場所は以下のようである。



ポストよりもかなり内側にある。

右へと切れる回転がかかっている場合、このような場所に決まることは難しいと考えられる。

これは、1つ前に見たシュートについても言える。



おそらく、シュートの表変換を用いた方がボールは切れにくい。

横から足を回す蹴り方でも、キーパーの逆を取ることはできる。

しかし、右方向へ蹴ったボールに右回転がかかるため、枠外へと切れやすい。

シュートを決める立場から見れば、ボールの飛ぶ方向と回転が矛盾している。

技術は、目的に向けて無矛盾に構成される方が良い。

それが、このような状況でシュートの表変換と呼ぶ動作を用いた方が良いとする理由である。

次回は、シュートで陥りやすい誤りについて見る。
ここでは、前回との比較のため、表変換についてみる。

次は、表変換の中でも、表表変換として見たものである。































拡大図は次のようである。

















以下のものは、以前に見た表変換を別角度から見たものである。


























正面からは以下のようである。





















2つを比較する。








縦の動きで蹴る、膝を内側に巻き込む、巻き込んだ膝を素早く前方へ戻す点で類似している。

同様の例を見る。



































正面に近い方向からの図は以下のようである。























































先に見たものと比較する。








類似した動作であることがわかる。

ここで見た3つのシュートは、互いに類似した動作で行われている。

次に、前回に見たものと、ここで見たものを比較する
前回は、体を傾けながらのシュートについて見た。

ここでは、いくつかのシュートを比較する。


























拡大図は次のようである。

以下において、蹴られた後のボールの回転も見ることができる。
















































































































































































このシュートは、ニアに蹴る動作からファーに蹴られている。



上の図において、キーパーは左足を体の外に出し、右に体重が寄っている。

これは、ニア側に反応したことを示している。

キーパーの逆を取ることには成功している。

しかし、シュートは外れる。





これは、ボールに右前方への回転がかかっているためである。

右前方への回転がかかった場合、空中にあるボールも右に切れるが、バウンドにおいても右に切れる。

このシュートは、外れるまでに、二度バウンドしている。




枠外へ切れる回転がかかっていることにより、最終的に入らない。



このような回転は、ボールの側面をこすることにより生じる。



























































































































インパクトの前後は次のようである。







足を前方に動かしながら足首を返す動作が見られる。

この時に、インサイドでボール側面をこする形になり、右方向への回転が生じる。

この回転が原因となり、キーパーの逆を取ってもシュートが決まりにくい。

同様の例は、以前にも見た。























このシュートも、以下の形で外れていた。



最初に見たものと動作を比較する。








足を外側から回し、ボールの横を蹴る点で類似している。

次も同様のシュートである。













































































ここでも、ニアからファーへの変化が行われている。





キーパーは完全に逆を取られている。

最初のものとフォームを比較する。








足を外側から回し、ボールの横を蹴る点で類似している。

ここでのニアからファーへの変化は、これまでに見たシュートの表変換に相当する。

次に比較のためもう一度表変換を見る
前回は、ボレーの裏について見た。

ここでは、体を傾けながら地面近くのボールを蹴る動作を見る。

映像元: Art of the Ball Control 0:15







































































































ボールに向けて足を振る動作は以下に見られる。




インパクトは以下のようである。




膝を跳ね上げながら蹴る様子が見られる。






















































































足を下方向に振る。




インパクトにかけて、下を向いた膝を跳ね上げる。




最初に見たものと同じ要素が見られる。

次も体を傾けながら蹴るものを見る。
























































拡大図は以下のようである。

















































































































































この動作は、主に3つの部分に分けられる。

最初に、膝を前に向ける。






次に、膝を向けた方向に足を振る。






この間、膝を前向きに保っている。

最後に膝を上に向ける。






全体として、下に向けた膝が上に返っている。





しかし、他のものに比べて長い時間をかけて行われている。






上の2つは、より短い時間で膝を返している。

今回見た3つのシュートの中で、最後のものが最も余裕が少ない。





前に出ながら抜けてくるボールをシュートしており、時間的な余裕は少ない。

しかし、この最後のものがシュート動作として最も複雑である。

最初の2つは、膝を下に向けて足を振る、インパクトにかけて一気に膝を跳ね上げるという動作で行われている。

最後のものは、膝を返して前を向ける、膝の向いた方向に足を進展させる、その間膝の向きを保つ、蹴った後に膝を上に向けるという動作で行われている。

余裕のない状態で複雑な操作をすることは一般的に難しく、より簡潔な動作で行うことが望ましいと考えられる。

最後のシュートは、膝を前に向けて足を振る動作でなく、膝を跳ね上げる動作を用いることで改善が可能だと考えられる。

1つのシュートが決まるか決まらないかは、試合の結果に大きな影響を及ぼす。

シュートの動作は、より決めやすい、より決まる確率の高いものを採用すべきである。

次回もこの点について見る。


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
カレンダー
04 2017/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
プロフィール
HN:
studio c60
HP:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター