週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
[538] [536] [535] [534] [533] [532] [531] [530] [529] [528] [527]
これまで、無回転と楔型のインステップキックについて見た。
ここでは、弓型と回転しないキックの関係を見る。

以前にも見たように、弓型のインステップでは、蹴り足が軸足を巻くように旋回する。



(参考:弓型と楔型インステップキック、それぞれの特徴と比較

このため、楔型と比較して、回転がかかりやすくなる。
しかしながら、後に見るように、弓型でも無回転で蹴ることができる。
その場合のメカニズムには、二種類あると考えられる。

一つは、全体として旋回しながらも、インパクトからボールが離れるまで、直線、もしくはそれに近い軌道を保つ方法である。



もう一つは、斜めに足を入れ、それを相殺する形で抜くことである。



入りの部分で正方向の回転がかかり、抜く部分で逆に回転がかかる。
この二つが打ち消しあえば無回転で飛ぶことになる。

以下は、弓型で回転させずに蹴る実例である。

・バラガン

フィールドポジション


拡大









ボールの回転





・クリスティアーノ・ロナウド

これは、以前に見たキックと同じである。










ボールの回転




以上のように、弓型でも無回転ボールを蹴ることができる。

次回は、インステップを指導する上での注意点や、その他の動きによるインステップを見る。

Rg
無題
非常に勉強になり面白いです。
ところでふと思ったのですが、リヨンにいたジュニーニョの無回転の蹴り方は独特だと思うのですが、あれは弓形の変形なのでしょうか。
y2009/10/27 19:06z NAME[lob] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
おくればせながらの返答ですが、以下の最終部分をご覧ください。

http://c60.blog.shinobi.jp/Entry/535/
y2009/10/29 16:50z


RgtH[
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
コメント
パスワード


gbNobN
トラックバック:


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
(05/21)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
studio c60
HP:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター