週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
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「トルコが2点のリードを奪われて、75分から逆転勝ち」

「イスタンブールは狂喜乱舞らしい」

「そりゃそうやろな」

「先発はこう」



「赤い方がトルコで白い方がチェコ」

「前半は、完全にチェコの試合だった」

「トルコは、完全に相手のディフェンスにはまっていた」

「下の形やな」



「1-4-1-4-1で守られると、中盤でのプレッシャーがきつい」

「よって、ボランチでゲームを組み立てるということが非常にやりづらい」

「そうなると、それより下がったところからパスを出すことになる」

「しかし、相手の中盤が多いので、間を通そうと思ってもなかなか隙間がない」

「それならサイドから行きたいところだが、そこも寄せが早いので、なかなか前に進むことができない」

「そうなると、上の図の赤い矢印のようにどうしてもロングボールを蹴らざるをえない」

「この辺は、チャンピオンズの決勝と同じ理屈やな」

「これはトルコにとって良くない」

「トルコのフォワードと、チェコのセンターバックの高さの差は明らかで、まったく勝ち目はない」

「実際に勝てなかった」

「こういう展開が続くと、安全な場所、つまり、バックス間のパス交換が多くなる」

「とりあえずボールはキープできるからな」

「そこで、チェコは下の形で意図的に長いボールを蹴らせに行った」



「図の場合、左にいるシオンコが鍵やな」

「トルコの左センターバックのセルベトに右から遅いパスが入るタイミングを狙って、ハカン・バルタへのパスを切るように寄せていく」

「そうなると、セルベトは前に蹴らざるをえなくなる」

「赤い矢印のパスを狙ってシオンコが動くと」

「そういうわけや」

「チェコは、非常に上手くトルコを封じ込めた」

「そして、攻めるときは下の形」



「長いボールをコーラーに合わせてフォロー」

「とにかくこればっかりやな」

「今回のチェコの弱点は、カウンターができないことで、その原因は取ったボールを中盤でつなげないことにある」



「ボールを取ってさあ行こうか、という時に中盤でプレッシャーに負けてミスが出るから前にパスが出てこない」

「おまけにクロスカウンターをもらう」

「だから、コーラーの頭頼みになってしまう」

「先制点もコーラーの頭やしな」

「それは、こちらでご覧いただければと」

「ビデオではなく、ぱらぱら漫画に近いものですので、日本からのアクセスも問題ないかと」

「前半、トルコはほとんど手も足もでない状態でハーフタイムに突入する」

「後半開始から、トルコは選手を代える」

「セミフ・シュンテュルクが下がり、サブリ・サリュオールが入る」



「後半は、トルコの攻撃が明らかによくなった」

「まず、最初の要因は、左サイドのアルダにボールを集めたことだった」



「ボールを奪った後、なるべく早い段階で彼にボールをあずけ、チェコの体制が整う前にドリブルでしかけることが突破口になった」

「チェコの守備が崩れていない時でも、グリゲラを背負った状態の彼にボールを入れ、そこでデイフェンスを引きつけてからの展開を狙っていた」

「これは、一点突破型の状況打開法やな」

「アルダのキープ力とドリブル能力が鍵で、それがグリゲラに負けると一切攻撃が機能しなくなる」

「アルダが難しい役割をこなしたことで、トルコにチャンスが訪れるようになった」

「下がってくるシオンコが、彼のドリブルに弱いことも幸いした」

「それはあるな」

「そして、57分にトパルが下がり、カジム・カジムが入る」



「トルコは全体的に変な形やな」

「攻撃で、左右のバランスをわざと崩して攻めるから、守備でも変な形になるんやな」

「攻撃でなにを狙っていたかというと」

「下のようになる」



「カジム・カジムが右から中央に入り、ヤンクロフスキを引っ張る」

「その外から、サリュオールがウィングのような位置まで上がる」

「このことにより、プラシルを押し下げる」

「その結果、次のようなスペースがうまれる」



「右サイドにぽっかりと穴が空く」

「アルダを中央に入れてポラークを引き付けると、右に開くアルトゥントップを見る人間がいなくなる」

「こうなるとガラセクが対応しなければいけないのだが、中央もケアする分、どうしても遅れる」

「カジム・カジム登場後のチェコはよくここが空いていた」

「アルトゥントップにやられたのはそれが原因やな」

「その具体例が下の絵に見られる」



「サイドからアルトゥントップがクロスを上げた場面やな」

「確かにフリーになっている」

「そうやな」

「ここで、トルコの配置を見てみる」



「ふむ」

「上で説明したのと、ほぼ同じ形になっている」

「アルダがもっと右に来てるな」

「その時のチェコの配置はこう」



「プラシルとシオンコがいないな」

「この前に、カドレツ、プルチェクと交代している」

「チェコの配置は、トルコの計画通りか」

「正に」

「ここのクロスから、チェフが落球するわけやな」









「なんというか」

「ちょっと信じられんな」

「ハイボールに対するチェフというのは非常にうまいはずやけどな」

「上手の手から水が漏れるともいうしな」

「こぼれたのはボールやで」

「わかっとる」

「右前に斜めに走るアルトゥントップというのは、トルコの攻撃の手品の種のようなもので1点目もそこからうまれた」

「連続映像はこちら

「なんにしても、作戦でいえば、トルコの圧勝だった」

「苦しい状況を、交代と作戦で打開した、という意味では、ここまでで最高の試合やな」

「それに、後半開始から左を攻めたのは、カジム・カジムを入れて右から攻めるための布石だった可能性が高い」

「もしそうなら、あまりにも見事で言葉がない」

「チェコは、チェフの落球も痛かったが、後半途中から中盤が前に出られなくなったことも痛かった」



「だれもボールに詰めないもんだから、ディフェンスラインがペナルティーエリアにかかって、その11m程前に中盤のラインがあるほどに押し込まれる」

「その押し込まれた状態でも、3m前にあるボールに対して出ることができない」

「疲労があるにしても、極端すぎる」

「それに、カウンターもできなかった」

「トルコの配置を見れば無茶攻めは明らかで、中央や右サイドに空いてるスペースをつけば、いくらでも前に行けそうな気がする」



「それが出なかったのは、中盤がプレッシャー下でパスをつなげないことと、コーラーがそこに流れてボールを引き出せなかったことが原因やな」

「動けなくなったコーラーを下げて、バロシュを入れたい場面やけどな」

「それができないのは、前半に選手が怪我をして交代を1枚使ってしまったことが大きい」

「39分にマテヨフスキーが下がり、ヤロリームが入った」



「後半動けなくなったのは、コーラー、プラシル、ポラーク、シオンコで、この4人に対して交代枠が2つしかなかった」

「つらいとこやな」

「運もトルコに味方していたといえなくもない」

「チェコは、ガラセクをディフェンスラインに入れてしまって、1-5-4-1のような形にした方が守りやすかったのではないかね」

「サリュオールが上がってくることを考えると、そうかもわからんな」

「なんにしても、戦術的に非常に学ぶことの多かった試合というところで」

「また次回」

「ご機嫌よう」

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