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問2:
中盤の固い相手に対して、ビジャレアルにとって得意な形ではないにもかかわらず、ロングボールを主体とする攻めに切りかえた。
その理由を述べよ。

解答

一つは、単純に相手の固い部分を避けるためである。
ロングボールで中盤を飛ばすことにより、相手が網を張っている部分を避けることができる。
また、これにより、最も危険であったカウンターを避けることもできる。
前半は、パスをつなごうとするあまり、中盤の危ない位置でボールをうしなった。その場合、ディフェンスのバランスが崩れた状況であるためカウンターからピンチを招いた。
状況が厳しくなる前にロングボールを蹴ることにより、自らのバランスを崩す場面が少なくなる。
実際に、レクレアティーボは、前半のような決定的チャンスを1度もつくることができなかった。

これに加え、ロングボールには、中盤を間延びさせる効果がある。
ロングボール主体のチームに対しては、どんなに訓練を積んだチームでもコンパクトに保てなくなる。
これは、ディフェンスラインが押し下げられ、それにともない中盤のラインも下がらざるを得なくなるためである。
この二つのラインが同じスピードで下がることは不可能であり、徐々に空隙が生じる。
これは、中盤での守備が進歩した現代サッカーにおいてロングボール主体のチームが増えた一つの理由であり、それを受けることのできる大型フォワードがもてはやされる原因でもある。



この空間は、疲労のため、時間が経てば経つほど広がる。
中盤にスペースができれば、それを利用する技術で勝るビジャレアルの方が有利である。
また、途中出場する可能性の高いピレス、カソルラ、ロッシにとってスペースの多い状況はより都合がよい。

ロングボールを増やすことで、ビジャレアルは守備での落ち着きを取り戻し、52分にニハットのフリーキックから先制した。
59分に、トマソンに代えてギジェを入れた。
ギジェは、ビジャレアルのフォワードの中で、最も空中戦に強い。

65分に、レクレアティーボが交代を行った。
アイトールが下がり、ハビ・ゲレーロが入った。



システムは3バックに変更された。
これは、中盤を飛ばしてくる相手には弱い。
この形で攻めるには、サイドを上げなければならず、サイドを上げると、3人のディフェンスの横にスペースが生じる。
ここをロングボールで攻められると3バック側は苦しい。



82分にビジャレアルが追加点を決める。
これは、上図における左のスペースから崩した結果だった。

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