週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
[713] [712] [711] [710] [709] [708] [707] [706] [705] [704] [703]
前回は、シュートにおける表変換を見た。

インサイドキックにおいて、支持足側へ飛ぶものを表、蹴り足側へ飛ぶものを裏とした。

シュートにおいても、裏変換が存在する。




























































このシュートにおいて、予想される軌道と実際の軌道がずれることは、以下に見られる。

踏み込みにおいて、蹴る選手の体は左に旋回している。





この後、キーパーは以下の反応を示す。





両手を閉じて体の前に移動させている。

これは、自分の正面へのシュートを予測したためである。

しかし、実際はその予想よりも画面左側、シュートをする選手がボールを蹴る足の側へ飛ぶ。





キーパーは、一度閉じた手を伸ばすが間に合わない。

このように、踏み込みにより予想される軌道から、蹴り足側へずれるシュートをインサイドキックにならって裏と呼ぶ。

別角度の図は、以下のようである。













































































表変換と裏変換の主な違いは踏み込みにある。

表変換は次のようである。






裏変換は次のようである。






表の動作は旋回を抑えるのに対し、裏の動作は旋回を見せる。

一方で、その後の動作には共通点が見られる。

蹴り足の膝を内側に巻き込む





巻き込んだ膝を跳ね上げる





支持足の膝を伸ばす





これらの点で、表変換と同じ要素を含んでいる。

別の例を見る。

画像元:A good goal is... from a good trap (football goals compilation) part 2 - christinayan 3:20
































































この例において、キーパーは一度右に動いてから左に動きなおしている。





これは、ボールの軌道がシュートを打つ選手の蹴り足側にずれたことを意味している。

踏み込み





膝を内側に巻き込む





蹴り足の膝を跳ね上げる




支持足の膝を伸ばす




ここでも、これまでと同様の動作が見られる。

さらに異なる例を見る。

































踏み込みから体が左に旋回している。





このような旋回は、旋回方向、支持足側へのシュートを予測させる。

実際のシュートは、蹴り足側へ飛ぶ。





これも裏変換である。

踏み込み




膝を内側に巻き込む




蹴り足の膝を跳ね上げる




支持足の膝を伸ばす




次も同様である。




































踏み込み






膝を内側に巻き込む




蹴り足の膝を跳ね上げる





支持足の膝を伸ばす




表変換と裏変換はキックの途中から、共通の特徴を示す。

具体的には、膝を内側に巻き込み、それを戻しながら上に伸び上がる点である。

それらの点で、キックの動作に類似点が存在する。

次回は、再び表変換について見る



--参考、動作の比較

踏み出し







支持足着地







インパクト前





インパクト直後





跳ね上がり






Rg

RgtH[
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
コメント
パスワード


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
(05/21)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
studio c60
HP:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター