週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
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「さて」

「スペインは4-0で勝って」

「今日も順風満帆」

「鏡のような」

「黄海を」

「するりするりとすべりけり」

「先発はこうやな」



「セナを凹ませた1-4-4-2」

「実にツートップ」

「まさにその通り」

前回、おそらくワントップに収束するのではないかと書いた人間は外した責任を取るべきやな」

「おそらくビジャとグィサの相性調査の意味があるのではないかと」

「前半は2-0のスペインリードで終わり」

「56分にグィサがシャビ・アロンソに代わる」

56分 グィサ→シャビ・アロンソ


「ワントップか」

「しかし、65分にカソルラがボージャンに、74分にシャビがセスクに代わるとこうなる」

65分 カソルラ→ボージャン、74分 シャビ→セスク


「ふむ」

「見慣れぬ形やな」

「ボージャンを右のウィングに置いた、1-4-4-2、ひし形だと見ていい」

「全体的に右に歪んでるけどな」

「対称性より選手の特徴と組み合わせを重視するのは、デル・ボスケの得意とするところである」

「この配置の意味を把握するのは、簡単な戦術問題になりますので」

「考えてみていただければと」

「状況は、ホームで2-0とリード、相手はそれまで1-4-5-1で守っていた」

「そんなところで、まずは、先発から見ていこうかと」

「よかろう」

「最初は、1-4-4-2」



「その特徴はというと」

「まず、横からのクロスが入りやすい」



「ツートップの効能であり、このようなボールが良く見られた」

「困った時に、単純にプレーできるという利点がある」

「その他にも次のような特徴がある」



「最前線では、ビジャが左サイドに開きやすくなる」

「これは、選手の特徴をいかすと言う意味では非常によい」

「そのゾーンでボールを持ったビジャは非常に強力やからな」

「特にカウンターからは抜群の働きをする」

「サイドでは、前回右だったイニエスタが左、右にカソルラが入っている」

「この配置では、サイドバックとの関係が問題になる」

「イニエスタは、サイドでボールを持つと、最後は中に切り換えす」

「縦には行かない、というか行けない」

「そうなると、左のサイドバックが外からフォローする場面が多くなる」

「つまり、カプデビラが上がるわけやな」

「前回のように、イニエスタが右から中に入れば、セルヒオ・ラモスが上がる」

「この2人を比較して、上げるならセルヒオ・ラモスの方が圧倒的によい」

「イニエスタ単体としては、左の方がいいのだが、サイドバックとの関係を見ると逆の方がよい」

「スペイン代表として悩ましいところではある」

「もう一つ悩ましいのはイニエスタとシャビの裏の守備やな」

「今の代表は、ユーロと違って前からボールを追っていくのだが、例えば下の形で一つ守備が抜けると、ピンチになりやすい」



「シャビ、イニエスタではスペースができた後、長い距離を速く走るという点で問題が出る」

「この形の方が、その穴は埋めやすい」



「1-4-4-2か、1-4-2-3-1か」

「はてさて」

「どうなるか」

「結局最後は、ワントップちゃうかと思うねんけどな」

「グィサとビジャの組み合わせは、トーレス、ビジャよりも上手くいきそうやけどな」

「ツートップと言えば、この試合の最後もそうやな」



「この形の意図はなにか」

「というのが簡単な戦術問題だったわけですが」

「一番の狙いは下のようになる」



「右に開いたボージャンに長いボールを当ててボールをキープさせる、スピードをいかして一気に縦にぬけ、相手のディフェンスラインを崩す」

「カウンターの種に彼を使うということが最も大きい」

「ボージャンの使い方としては、後半、相手が前に出る段階でのカウンター要員ということになる」

「そこに長いパスを渡すことができる、シャビ・アロンソを合わせて使っている点は注目に値する」

「いくら前に出る選手がいても、そこに球を込める選手がいないと無意味やからな」

「これは、以前にも紹介した、サイドに開くなら、そこに斜めの長いボール、という手筋と一致している」

「デル・ボスケは、選手をその特徴に合ったポジションで使うのみならず、組み合わせで特徴を発揮しやすい状態を作るのもうまい」

「選手を無理なポジションで使わないわりに、大きな組み換えを平気で行う」

「現実と目指す場所のすり合わせが非常に上手いんやな」

「だから、様々な変更を行ってもチームが荒れることがない」

「安定感というのは、デル・ボスケ最大の特徴であるな」

「ぱっと見は、なにもしてないようで、要所ははっきりと押さえてある」

「見事という他にない」

「そんなこんなで」

「また次回」

「ご機嫌よう」


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