週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
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様々なキックにおいて、実際に足の甲のどの場所でボールを蹴っているかという問題は、普通の画像から最も分析しにくいものの一つである。
以下は、楔型のインステップキックに関する例である。
どこで蹴っているのか、各位において判断いただきたい。

-楔型、体全体を斜めにしながら





-楔型、軸足側に旋回しながら、遠距離




以下に、楔型で、インパクトにおいて、蹴り足の爪先で地面を蹴らぬ理由を見る。
楔型一般のキックイメージは、こちらか、目次より参照されたい。


・軸足から体は縦、蹴り足が傾斜










・体全体が傾斜






・軸足から体は縦、蹴り足は傾斜し膝が屈曲





中央の図において、腿の示す線と、踵上部の示す線を延長する。



インパクトにおいて、蹴り足の膝が曲がっていることがわかる。


・体は縦、軸足蹴り足ともに傾斜

以下は、フリーキックにおける動作である。





以上の要素が複合し、爪先が地面を蹴らないものと考えられる。

次に、足がボールを捕らえる場所について見る。
・楔形のインステップキック、インパクトにおいて蹴り足の膝が曲がる例
(バティストゥータ、映像出展:batistuta best goals 2:26)

以下のキックは、体をかぶせるように踏み込む楔形の特徴を示している。
後に見るように、蹴り足の膝がインパクトにおいて曲がっている。

-シュート地点



-モーション





































-インパクト時の蹴り足





中央の図において、腿の示す線と、踵上部の示す線を延長する。



インパクトにおいて、蹴り足の膝が曲がっていることがわかる。

次に、楔形と爪先問題について見る。
・体全体を斜めにした楔型
(クリスティアーノ・ロナウド、2009年、チャンピオンズリーグ決勝、バルセロナ戦)

体全体を斜めにした状態で踏み込み、軸足の着地から縦方向の動きでボールを捕らえる。
フォロースルーにおいて、体が縦に折れる。

-シュート地点



左側、画面中央やや上の白い選手がシュートを打つ。

-モーション


































・ボールを捕らえる場所






練習法で述べたように、この蹴り方よりも、より体を立てて蹴る蹴り方を優先させた方がよいと考えられる。

次に、楔型でインパクトにおいて蹴り足の膝が屈曲した例を見る。
・軸足側に旋回しながらの楔型と弓型インステップキックの比較
(クリスティアーノ・ロナウド、0809チャンピオンズリーグ決勝バルセロナ戦、0910CLグループリーグマルセイユ戦)

同じ選手による、シュート地点の類似した、楔型と弓型を比較する。
左側が楔型、右側が弓型である。
楔形は、軸足側に旋回しながらのもの。
弓型は、「遠距離からのインステップキック」「遠距離からのインステップキック」で見たものと同じである。

-シュート地点



-モーション


































以前、左の蹴り方を弓型と楔形の複合と分類したが、この比較から見ると楔型からの派生とする方が妥当であると考えられる。

-踏み込みの姿勢



一見良く似ていおり、両者ともに弓型にそっている。しかし、詳細に見ると、左の楔型の方が体が立っていることがわかる。

-体の傾き







楔型は、縦へと沈み込んでいく。これに対し、弓型は上体が後ろにのけぞる。

-インパクト





楔形は、体がボールにかぶさる。弓型は上体が後ろに残る。


・楔型、足の拡大

軸足が一度沈んだ後、上に伸びる様子が見える。


















・楔型、フォロースルー

体が縦に折れる。この前の動きに興味がもたれるが、映像はない。





・楔型、ボールを捕らえる場所





次に、楔型で体全体を傾斜させて蹴る例を見る


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