週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
差のつかないスペイン語 (2004/05/05) 「そ」か「ん」で終わるサッカー用語 今回は「そ」か「ん」で終わるスペインのサッカー用語についてお届けしてみましょう。ピッチで使用される「そ」か「ん」は大体増大辞か縮小辞を使った結果であることが多い。 増大辞とはある単語の語尾につけ「大きな」といった意味を添えるものです。例えばお金を示す「パスタ(pasta)」という言葉に「オン(-on)」という増大辞をつけると「パストン(paston)」という単語になる。「パスタがある」と言えば「お金がある」という意味だけど、「パストンがある」と言えば「ちょー金がある」という話になる。よーするに景気のいい感じになるわけです。その逆が縮小辞。 どうでもいいと言えばどうでもいい文法は抜きにして、以下サッカー用語。 ・パラドン パラダが大きくなってパラドン。すんげーセーブ(スーパーセーブ)の意味。「いやー昨日のモリーナはパラドンを炸裂させてたんやけどなぁ、負けてもうなたなぁ」、「イケルはほんまにパラドン連発やで」などのようにつかう。ドンってなんやねんドンって、と突っ込みたくなるが使い慣れるとやめられない。 ・ゴラッソ 日本でもわりかし有名。ゴルが大きくなってゴラッソ。すんげーゴール。場内がどよめく必要がある。「いやぁ、あのシャビとロナウジーニョのやつはほんまのゴラッソやで」「あのシュート見てないん?ゴラッソやってんで」といった使用法が一般的。サッカー場においては頭に「ケ」をつけて「ケ・ゴラッソ、ケ・ゴラッソ」と繰り返せば感嘆したことがよく伝わる。 ・チュタッソ チュトが大きくなってチュタッソ。すんげーシュート。枠を外しても良い。ルケ、カプデビラレベルのスピードがあるとベスト。「この前チュタッソがあそこに直撃してからどうも調子がおかしいんよね」のように使う。 ・パルティダッソ 試合を意味するパルティードより。用法は二つあり、一つは大きな試合を指し、もう一つは大活躍した試合を指す。前者は「パルティダッソいうたらマドリーvsバルサやろ」、「アーセナルvsミラン?そりゃぁパルティダッソやなぁ」のように使い、後者は「クラシコはシャビのパルティダッソやったなぁ」、「イエーロのパルティダッソと言えばユベントスとの決勝やろなぁ」のようになる。3点決めれば他のプレーはどうあれ、取り敢えずのパルティダッソにはなる。 ・パタドン パタダ(蹴り)の激しいバージョン。格闘家のごとき蹴りを指す。相手を非難するには、「奴はパタドンをかましやがった」と言わなければならない。ここでパタダを使ってしまうと大したことのない反則に思われてしまう。 ・フガドン フガダ(jugada)、プレーのスーパー版。スーパープレー。「ジダンのブルターンからシュートしたやつ、あれはフガドンやな」のように物凄いプレーながらゴールに結びつかなかった場合に用いると吉。別にゴールシーンに絡まなくともフガドンにはなる。マラドーナのイングランド戦のドリブルはフガドンでありゴラッソである。 スペインリーグを見ながら以上の言葉を自在に操れるようになれば違いのわかるリーガマニアになれる、、、かどうか定かではない、のですが、副音声がある場合に思い出して頂けるとよろしいのではなかろうかと。 (2021/07/14) |
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