週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
前回は、表変換で、膝の跳ね上げがあるものとないものを見た。
ここでは、裏変換について見る。 シュートの後、浮いている。 踏み込みを見る。 体、つま先を左に開きながら踏み込んでいる。 しかし、シュートは右に飛ぶ。 いわゆる裏変換を意図している。 おそらく、マイナスへのクロスを見せてキーパーを釣り、ニアを抜こうとしている。 しかし、キーパーの動作を見ると釣られた様子はほとんどない。 キーパーが動かなければ、この場合ニアは抜きにくい。 この点を改善するためには、膝を一度内側に巻き込むと良い。 次の状態から、膝を巻き込む。 その場合、足が全体的に内向きの軌道を取る。 体の開きと、足の旋回、この両方がマイナスへのクロスを予想させる方向に動く。 この2つが揃うことで、相手を釣る効果がより強まり、キーパーが動く可能性が高まる。 この点は、以前に見た裏変換で見られる。 画像元:A good goal is... from a good trap (football goals compilation) part 2 - christinayan 3:20 最初、体が左へ開く。 その後、ボールを蹴る足も同方向へ動く。 ここから、巻き込んだ膝を一気に跳ね上げる。 これにより、キーパーは完全に逆を取られる。 膝を巻き込む動作は、フェイント動作の一部として機能する。 このため、膝を開いた動作と比べて、より強く相手の予測を狂わせる効果を生む。 相手の予測が狂えば、シュートは入りやすい。 その意味において、巻き戻しを用いる動作の方がよりシュートとして正しい。 足を真っ直ぐに振る意識だけでは、そこに到達することはできない。 ここまで見たことをまとめれば、上に伸びる動作と膝を跳ね上げる動作を複合させたシュートこそが正しい、基本のシュート動作であると言える。 次は、巻いて蹴るシュートについて見る。 |
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