週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
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前回は、イニエスタが正対を利用して味方をフリーにするものを見た。

ここでも同様の例を見る。

Ita 63分15秒























































































スラロームから正対し、最終ラインを押し込む様子がわかる。






正対から切り返し、中央の選手にパスを出している。







ボール付近を拡大すると以下のようである。












































































































































































































パスの部分を拡大すると以下のようである。







インサイドキックの表から裏への変換が見られる。

これは、次の図の黄色い矢印の守備者に対するフェイントとして行われている。



オレンジの矢印で示された味方が、下図の白で囲まれたスペースに動こうとしている。



そのスペースを空けるため、青い矢印のパスを見せることで守備者が前に出るのを遅らせようとしている。



結果として、中央のシャビは相手との距離がある状態でボールを受けている。

イニエスタの最大の価値はここにある。

図の白い点線で囲まれた領域は、守備として最もボールを持たれたくない場所である。



ペナルティーエリアの内外、センターバックとボランチの間にある空間である。

ここで余裕のある状態ができあがると、どんなに人数を揃えた守備であっても簡単に崩れる。

イニエスタがプレーした後は、その場所で味方が楽な状況になりやすい。





この状態ができあがれば、攻撃が手詰まりになることはない。

その過程において、イニエスタの正対からのプレーが重要な役割を果たしている。





シュート以前における、チームの中での良いプレー、集団の中での良いプレーとは、次にプレーする味方により良い状況を渡すことである。

イニエスタのプレーはそれに合致している。

そして、それは正対を通してなされる。

次回は、イニエスタのプレーの示すところを見る。

Rg
無題
イニエスタが効いている、とはよく言いますが具体的にどう効いているとはわかってませんでした。
この記事でイニエスタのことを理解できました!
受け手状況を良くするプレーができる選手がチームにいるとプレーしやすいですね。
y2012/12/16 18:19z NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]


RgtH[
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