週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
前回は、やや浮いて横からくるボールを逆回転を使ってコントロールする例を見た。
ここでは、それと異なる動作を見る。 画像元:A good goal is... from a good trap (football goals compilation) part 1 - christinayan プレーの全体像は以下のようである。 左サイドから中央にボールが入り、それをシュートする。 拡大図は以下のようである。 足との接触後、ボールの模様がはっきりと見える。 このことは、ボールにほとんど回転がかかっていないことを示している。 つまり、前回に見た逆回転はほとんど用いられていない。 このコントロールの主要な動作は、上から下にボールを叩くことである。 この縦の動作に、横方向の受動的な接触を加えることでコントロールがなされている。 前に見た例ほど明快ではないが、足先が外へ旋回する動きが見られる。 このように上から下に叩くと、ボールは地面に跳ねたあと浮く。 一般にコントロール後、ボールが浮くことは良くないとされる。 しかし、下の二つは明快に区別して考える必要がある。 最初のものは、横から来たボールが直接浮くものであり、意図した場合以外はほぼ例外なく悪いトラップになる。 二番目のものは、一度地面に当てて浮かせるものである。 この場合、ボールと地面との衝突による緩衝が存在するため、大きく浮きにくい。 これは、ボールを下に抑える力加減にブレが生じたとしても、地面との緩衝が保険の役割を果たすことを意味する。 例えば、1跳ねるところが0.6しか跳ねず、2跳ねるところが1.2しか跳ねないならば、力加減を間違えたとしてもボールが操作可能な範囲に留まる可能性は高い。 浮くということに関して、この二つを混同してはならない。 また、これまでコントロールの要諦はボールとの接触後に姿勢を乱さぬことであることを見た。 着地にかけて姿勢に乱れがなく、スムーズに次の動作へと移行している。 これは、縦の動きを用いると体勢を崩しにくいことの実例になっている。 「コントロール 浮かせまいとする場合、引くこと」で見たように、横の動きを用いると体勢を崩しやすい。 次回は、縦の動きと横の動きによるコントロールの差異を見る。 ![]() ![]() |
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