週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
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これまで、無回転と楔型のインステップキックについて見た。
ここでは、弓型と回転しないキックの関係を見る。

以前にも見たように、弓型のインステップでは、蹴り足が軸足を巻くように旋回する。



(参考:弓型と楔型インステップキック、それぞれの特徴と比較

このため、楔型と比較して、回転がかかりやすくなる。
しかしながら、後に見るように、弓型でも無回転で蹴ることができる。
その場合のメカニズムには、二種類あると考えられる。

一つは、全体として旋回しながらも、インパクトからボールが離れるまで、直線、もしくはそれに近い軌道を保つ方法である。



もう一つは、斜めに足を入れ、それを相殺する形で抜くことである。



入りの部分で正方向の回転がかかり、抜く部分で逆に回転がかかる。
この二つが打ち消しあえば無回転で飛ぶことになる。

以下は、弓型で回転させずに蹴る実例である。

・バラガン

フィールドポジション


拡大









ボールの回転





・クリスティアーノ・ロナウド

これは、以前に見たキックと同じである。










ボールの回転




以上のように、弓型でも無回転ボールを蹴ることができる。

次回は、インステップを指導する上での注意点や、その他の動きによるインステップを見る。

Rg
無題
非常に勉強になり面白いです。
ところでふと思ったのですが、リヨンにいたジュニーニョの無回転の蹴り方は独特だと思うのですが、あれは弓形の変形なのでしょうか。
y2009/10/27 19:06z NAME[lob] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
おくればせながらの返答ですが、以下の最終部分をご覧ください。

http://c60.blog.shinobi.jp/Entry/535/
y2009/10/29 16:50z


RgtH[
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