週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
「さて」
「色々と問題になった、主審のトム・ヘニンク・エブレベに関するお話やな」 「まず、アビダルがアネルカを倒したシーンについて」 「青いアネルカが左に攻めていて、アビダルは裏を取られている」 「青い選手の左足が後方へ、黄色い選手の左足が前方へ伸びる」 「その2つが接触する」 「黄色い選手の足は、青い選手の足の側面に軽く触れている」 「その結果、青い選手の足に横向きの力が加わる」 「それにより、踏み出す足の軌道が内側にずれる」 「軌道がずれるとどうなるかというと」 「軸足を蹴ることになる」 「下図で軸足を蹴り」 「左足を踏み出せなくなり」 「結果として転ぶ」 「これはファールである」 「当たり前やな」 「一見ダイブにも見えるし、接触が小さいので見逃してもいいのではないかという話にもなるが、これは絶対にファールを取らないといけない」 「これの名人が、カンナバーロとかマスチェラーノとかやからな」 「カンナバーロは、裏を取られた時、万歳をしながらそっと足を出し、上とまったく同じ形でフォワードを転ばせる」 「一見自然に見えるから、笛も鳴らない」 「めでたしめでたし」 「となってはいけない」 「これを認めると、サッカーで最も興奮する場面の一つである、フォワードとキーパーの一対一を不正な方法で潰すことを認めることになる」 「よって、厳しく取り締まる必要がある」 「そうじゃないと、サッカーがつまらなくなる」 「いわゆるアンチフットボール的行為が蔓延するわけやな」 「よって、この場面で、ファールを取った主審は正解である」 「ただ、退場かどうかはわからんけどな」 「アネルカがボールコントロールした状態なら退場でもいいが、そうでなければイエローでよいようにも思える」 「レッドの対象になる、”明確なゴールチャンスを潰す”の明確というのが、主審の判断しだいやから、なんともいえへんところやな」 「いつも一番揉めるとこやしな」 「しかし、この試合ではもっと揉める場所があった」 「ペナルティーを吹くべきか否か」 「それについては、”all possible chelsea penalties vs barca”という動画がありますので、まずはそちらをご覧いただければと」 「以下、ハンドに関するものを、そちらからの画像でご覧頂こうかと」 「まずは、動画の2分から始まるピケのハンド」 「これはハンドやな」 「他にいいようも解釈のしようもない」 「これを取らないなら、サッカーは手を使ってプレーしていいことになる」 「それなら、わざわざサッカーをする必要はないわな」 「何がアンチフットボールかと言って、キーパー以外が手を使って利益を得ることほどアンチフットボールなことはない」 「その意味でも、最悪の見逃しであった」 「次に、2分35秒から始まるエトーのハンド」 「バラックのボレーが来て」 「エトーは手を伸ばしながら反転し、ボールが当たる」 「これは、下のピンクの矢印の先、すなわち袖口の部分に当たっており、完全にハンドである」 「バラックが怒ったのも無理はない」 「この反則も絶対に認めてはいけない」 「流れ的に、手で顔をかばったように見えなくもない」 「しかし、反転する人間が手を開いたまま回るというのは、自然に反する行動である」 「もし、顔や体の正面を守るために、早く回転したいのなら、手は閉じて体についていなければならない」 「スケートで手を横に伸ばして飛ぶ人がいないのと同じ理屈やな」 「上に伸ばして飛ぶ人はおったけどな」 「ボイタノか」 「古いわな」 「2人のブライアンという選手がいてだな」 「エトーの行為は、反転しながら手を残し、自然にボールが手に当たることを狙っている」 「同じことを、エリアの外でクロスを止めるためにやる選手は多い」 「身を翻しながら、手と足を横に突き出し、コの字になりながらクロスを防ぐ」 「審判と逆サイドであれば、特に見づらいので、手に当たってもわりと流される」 「これまたアンチフットボール的行為で、絶対に放置してはいけない」 「この見逃しも非常に良くない」 「ただ、この場面では、審判にある程度の言い訳が成り立つ」 「審判の角度から見ると、脇か腕かの区別はつけにくい」 「これは吹けない」 「ただ、そんなことを言い出したら、ピケのハンドも吹けない」 「ピケが手で触った時の審判の位置は、図の一番左」 「視線を追うと下のようになる」 「まず見えない」 「しかしあれやな」 「なにゃ」 「もう、この手の反則の見逃しというのは飽き飽きやな」 「飽き飽きかね」 「歴史的に有名なハンド事件というのは、ほとんど全部同じ理由で起きてんねん」 「そうなんか」 「ほんまにそうで、これ以上放置して死人が出る前に、解決を試みるた方がええって」 「どうすんねん」 「その辺りは、こちらからというところで」 「よろしければどうぞ」
無題
自分もよくやりますけど、シュートに対して飛び込む時怖いから顔を守りたくて腕を挙げて正面で受けたくないので若干半身になって当たりに行くというのはよくありますよ。
エトーのこれもそういう反応だと思いますが。 本能的に人間は頭を守りに行こうとするのであの場面で腕を下げながら当たりに行くのは逆に不自然だと思います。 あくまで防御の為の本能的な行為と如何に早く高く綺麗に飛ぶかを競うスケートを同列には語れないと思いますが。いくら理論的に腕を上げない方が早く回転出来るからと言ってもあの場合顔を守りに行くと思います。
無題
2つのハンド見逃しについて全く仰る通りです。
試合終了間際の勝敗を分ける80分以後の重要な時間帯に2回もの決定的なハンドこそ「アンチフットボール」以外何物でもないでしょう。 しかもリーグ戦の単なる1試合ではなく、CL準決勝2ndlegで1点を争う攻防で終了間際の出来事ですからね。なぜこれだけアウェイチームに有利な判定が続出したのかもかなり不自然。 普通ホームチームのサポーターのプレッシャーに耐えかねてというなら心情的にわかりますが、逆ですからね。サポーターが激怒して審判を脅迫したくなるのも無理もないでしょう。 審判は資格停止処分にして相当すると思います。 見逃して得をした2選手と監督はハンドがあった事を素直に認めて謝罪すべきでしょう。 確かにイニエスタのゴールは劇的でしたが、それが劇的になったのは、この2つのハンド見逃しがあったからという事を忘れてはなりません。 「誤審もサッカーの一部」と言うにはあまりにも酷すぎる大事件です。たかがスポーツとはいえ、フットボールという世界的に影響のあるスポーツで罪をスルーしてお咎めなしという事を繰り返していれば、観戦している子供に教育上悪影響を与えるのではないかと懸念されます。 エトーのハンドが見逃された直後の泣いている子供の映像を見て、審判やバルセロナの選手は心が痛まないのか?後ろめたくないのか? この試合においてチェルシーとバルセロナの戦術的な失敗は明らかだと思いますので、試合としてはトータル内容は最悪だったと思います。その上で最悪の審判が誤審連発ですからね。 これがCL準決勝だと思うと情けなくなります。 一番悪いのは担当した審判に他ならないですが、 こんな勝利で喜んでいる反省の弁もないバルセロナの選手監督には必ず因果応報となるでしょう。 下駄を履いて決勝進出したチームが決勝を戦っても、恥をかくだけだと思います。
初めましてです。
反転する人間が手を開いたまま回るというのは、自然なバランスをとるための行動である
早く回転したいのなら、手は閉じて体についていなければならない? 回転力の維持のために、広げた手を身体に巻きつけるというのが、スケートやスノーボードの基本なんじゃないでしょうか?回転の先行動作としては普通は回転したい方向と逆に肩を入れて、回転のキッカケとします。その方がより多く回転する力を得る事ができるから回転の最初は手は広がっているのが普通と思いますけどね。 たかだか180度回るのに腕を身体に付けるほうが不自然です。 アビダルがレッドをもらったプレーの直前のドログバのピケに対するプレーの方がより分かりやすいファールだと思います。強くヘディングするのに足を引き寄せて伸ばすのは分かりますが、明らかに後ろから競ろうとしている選手をスパイクしようとしているのがバレバレですよ。普通の審判ならこっちを取るでしょう?
無題
醜い試合でしたが、悪しきは審判でありバルセロナは責められないと思います。CL決勝を前にどのような内容であれ喜ぶことは、よほど高潔完璧な人間でない限り無理でしょう。チェルシーが逆の立場でも喜びを爆発させていたと思います。
自ら「今のはハンドだ。取ってくれ。」なんて聞いたことがありません。やはりそのためにすべてを律する良き審判が必要なのです。 勝った選手たちは人生最大の名誉と生活が掛かっていますから、良い方に捉えていますが、冷静にこの試合を見た場合、スポーツの醜さを見せられた審判以外(UEFA以外)の全員が被害者だと感じております。
ファンペルシーのアシストはハンドか?
昨日、行なわれた日本×オランダ戦。日本はよく戦ったと思います。スナイダーのシュートにつながった、9番ファンペルシーのパス、あれはハンドなのでしょうか。それとも体の正面でのボールコントロールだから、通常はハンドと取られないのでしょうか。教えて下さい。
you-tube http://www.youtube.com/watch?v=Rn5khRxzYR0&feature=player_embedded Re:ファンペルシーのアシストはハンドか?
原理的にはハンドです。
しかし、今のジャッジシステムでは絶対に吹けません。 |
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