週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
足の甲で、ボールを縦に切るように蹴り、後ろ向きに回転をかける。
パスが、ふわりと浮き上がり、より垂直側に近づく角度で落ちるため、ディフェンスの裏を取るのに便利である。 拡大図 蹴った後の足が、芝をなでるように動いていることに注目したい。 続き:個人技術 インステップフェイクから足の甲で上から下に切る、後方回転
この蹴り方への質問です
いつも楽しんで読ませてもらっております。
同じ蹴り方かどうかわかりませんが、このような横回転成分のないバック回転をかけたキックはキャリックも得意ですよね。 というかボランチ的な選手は大抵得意ですけれど。 これまでサッカー仲間を見てきて思うのは、そのような軌道のキックは、サッカーを子供のころから長く部活動でやってきた人間はできるけど、サッカー経験が短い人間はできない技術の代表的なものでないかということです。 かくいう私も、このような軌道になるようにいろいろフォームを試してるのですがなかなかこつがわかりません。 本にはなかなか詳細なところまで書いてなく、他人のけり方を見てもどうもメカニズムがつかめませんので、機会がありましたら記事で解説をとりあげていただければ嬉しいです。 具体的な不明点は二つです。 一つ目は蹴り足の角度です。 足首をまげてスパイクを地面に対して寝かせてボールの下の方を蹴るのははわかるのでが、問題はボールへインパクトにいくときの足首の開き方です。 蹴り出したい方向に対してインサイドの面が垂直な状態で入るのか、それともインステップキックのように平行な状態で入っていくのかががわかりません。 2点目は軸足の方向です。 軸足の方向は蹴りたい方向なのか、それともセンタリングや曲げるインフロントキックのように蹴りたい方向から傾いているのでしょうか。 セルヒオラモスのけり方を見るとインサイドの面はけりだす方向と平行にボールに入ってるように見えますね。キャリックが良く蹴るロングボールのときは垂直に入っていたような気がしたのですが。 Re:この蹴り方への質問です
確かに、組み立ての得意な選手は、大体においてこのような蹴り方が上手いと思います。
このキックは、いわゆるインステップとは感覚が異なるため、難しい面があります。 蹴り足ですが、足首は軽く伸ばします。この時、足首を強く固定すると、非常に蹴り難くなります。 インサイドの部分は下側、地面方向を向きます。下といっても、真下ではありませんが、感覚的にはかなり下向きです。 上のセルヒオ・ラモスの蹴り方で、細かいフレームを補足しましたのでご覧下さい。 インサイドが前を向いているのは、足首が曲がっている場合の蹴り方ではないかと思います。その点については、以下で挙げる文章に補足があります。 軸足ですが、正面よりつま先を開く感じで踏み込み、体が開いた状態で蹴ります。 軸足位置などは、以下の文章が役に立つのではないかと思います。 個人技術 インステップフェイクから足の甲で上から下に切る、後方回転 以上について、なにか不明な点などあればお寄せ下さい。 また、返信が非常に遅くなりましたが、技術に関する質問にはなるべく素早く答えられれば、と思っております。 今後ともよろしくお願いします。
入力ミス
すみません。同じコメントが再読み込みで2度送信されてしまったので書き換えました。コメントが削除できるのでしたらすみませんが削除してください。
Re:入力ミス
連投などは気になさらないで下さい。
気がついた時に対処しますので。 そのままのことも多いのですが。
Re:Re:この蹴り方への質問です
丁寧な解説いつも本当にありがとうございます。
足の入れ方を把握しました。 今までいろんな蹴り方を試行錯誤で試して、結局安定して同じ軌道になるキックができずにいましたが、この蹴り方で固定して練習してみます。 確かに足首を固定してしまうとボールが反発してしまって足に乗らないんですよね。 最近気づきました。 上手に蹴れる人って、質問してもまともな答えは返ってこないんですよね~。 自分が試行錯誤して得たコツはできるようになってしまえば忘れてしまうのか、それともいろいろ考えずとも感覚的にできてしまうのか・・・。 でも、感覚で覚えられるのは利き足だけだと思うし、こういう風に蹴ったらこう飛ぶ、という自分なりの体系的整理がないと、精度やフォームをつきつめることはできないと思っているので、「考えすぎだ」と言われようとしつこく考えて情報を求めることにしてます。 ありがとうございました。 Re:Re:Re:この蹴り方への質問です
丁寧な返信をいただきありがとうございます。
同種の蹴り方について、スペイン対トルコの試合で、ちょうどいい例がありましたので、こちらをご覧下さい。 上手い人ほど感覚で蹴ることができるのだと思います。 彼らは、初めての蹴り方でも、見てその場でできるようになります。 また、そういう人に質問しても、「なんとなく」とか「そんな感じだから」といった回答が返ってくることが確かに多くあります。 言葉というものは、感覚のすべてを表現することはできません。 感覚派の選手が、技術の言語化を無理に試みた場合、抜け落ちる部分が出るためか、むしろ蹴れなくなってしまうようです。 どうやって人に伝えるか、どうやって自分に納得させるか、というのは非常に難しい問題だと思います。 技術を書く際は、なるべく正確に表現しようとしていますが、上手くいかない部分も多々あると思います。 今後とも疑問点等ありましたらぜひお寄せ下さい。 |
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