週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
1994年、1998年のワールドカップでスペイン代表監督を務めた。極めて守備的な芸風であり、センターバックを6人先発させて守りを固めることも辞さない。背は低く、サンチアゴ・ベルナベウのベンチに座ると足が地面につかず、子供が大人用のシートに座っているような印象をかもしだす。
7月17日、バルセロナが来シーズンに向けて始動した。初日の練習に参加したトップチームの選手は10人で、バルデス、ジョルケラ、ベレッティ、オレゲル、シウビーニョ、モタ、エジミウソン、エスケーロ、グジョンセン、ジュリとなっている。
7月24日には残りの選手も合流する予定。
これまで、スペインで日本代表や日本選手が紹介される時には、”トラバッハドール”という言葉が必ずつかわれていた。
これは、労働者、もしくは、よく働く人と言う意味であり、例えば、「日本代表は組織的でトラバッハドールを多く揃えている」というのが典型的な紹介文だった。 しかし、この文の裏には、「日本代表は組織的でよく働く選手を揃えているが、下手である」、もしくは、「日本代表は組織的で良く働く選手を揃えているものの強くはない」という逆接が隠されており、いわばあまり誉めるところのないチームを無理矢理に誉める方便としてトラバッハドールという言葉が使われていた。
ところが、今回のワールドカップにおける日本代表は、守備的に”イノセンテ(無垢)”であり組織がないチームと評価された。
この一方で、個人能力はそれなりの評価を受け、特に中盤の技術は高く評価された。 例えば、オーストラリア戦の終了間際に福西がミドルシュートを放った場面では「日本人って上手ね」という言葉が聞かれ、ブラジル戦の開始直後に中田が玉田へ出した絶妙の縦パスは感嘆をさそった。 このため、今回の日本代表は「技術のある選手はいるが組織がない」という、これまでとは正反対の評価を受けた。
ドイツワールドカップにおける日本代表は、これまでの日本サッカーに対する見方を修正させたという点で画期的な役割を果たした。
しかし、まだそれを覆すまでには至っていない。 例えば、ブラジル戦を担当したスペインのアナウンサーは、中盤の選手がボールを持つと、「右サイドがあいてるからパスを出して、パスをだして、そうそう、それでいい、それでいい」といった声を出していた。これは、少年サッカーを見にいった親が子供たちにかける声と同じであり、日本代表といえども、アナウンサーから下に見られている。 これを、今後の取り組みにより変えることができる。そのきっかけと自信になったワールドカップだと考えられる。 関連記事:ドイツ3試合の今後に向けた分析 |
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