週休たくさんで主にスペインサッカーを分析
「困った」
「困ったな」 「コロナとやらの影響でグランドがどこもあいてない」 「サッカーできる場所がない」 「おまけにプロリーグもない」 「まさか分析する試合がなくなる日が来ようとは」 「びっくりやな」 「そういえば最近、気になることがあるんやけどな」 「なんや」 「広くもない公園で子供が30人ぐらい、ボールを投げながらぎゃあぎゃあぴーぴーわめきつつ遊んでおってだな」 「あー」 「すごく危ないなと思ってだな」 「いろんなところが遊戯禁止になるから、まだあいてる場所に子供が流れ込んですし詰めになるんやな」 「あれだけ密集すると野外といえ危ない」 「おまけにボールの周辺で団子になって叫んでいるわけだから、感染リスクがものすごく高い」 「野外だから密集していいわけでなく、大声で叫んでいいわけでもない」 「スペインなんか大集団のデモでコロナが広がったところがあるからな」 「3月8日の大規模デモか」 「新聞で見たけど、一番高い場所で1平方メートルあたり3人がぎゅうぎゅうになっていたらしい」 「スペインの新聞ってデモの人口密度好きやんな」 「その10日後くらいから一気に死者数が増えたから、きっと関係はあるんだろうと思っている」 「あれだけ感染爆発を起こすともうリンクの追跡なんか不可能やから、真相は藪の中やけどな」 「それはともかく、外であれ、密集して叫んでいいことにはならない」 「リスクを考えると当然やな」 「そこでサッカーの出番やな」 「なんの話や」 「いや、ボールを手で投げる競技をやるとするやろ」 「はあ」 「そうすると、ボールが人の手から人の手にわたる」 「そうやな」 「そうすると、ボールがウイルスを媒介してしまう」 「ボールがハマダラカか」 「ドッジボールとかハンドボールとかバスケとか野球とか、その意味で危ない」 「野球もか」 「ピッチャー、キャッチャーの間で長いことボールを交換するし、アウトを取るためには誰かの手から誰かの手にボールを渡さないといけないからやっぱり危ない気がする」 「そうなんかね」 「そこでサッカーの出番や」 「キーパーもおるし、ヘディングもだいぶ危ないで」 「だから、キーパーなし、ヘディングなしで純粋に足だけでやる」 「それはサッカーというのか」 「足こそサッカーだろ」 「いや、ヘディング最高だろ」 「変態か」 「長いクロスが飛んできて、それを頭でつかまえてドカーンとゴールに叩きつける、あの時に体に走る快感は足より上やで」 「効き足が頭のセリフやな」 「あの気持ちよさがわからんとはなげかわしい」 「そんでこんなものを考えてみた」 「なんじゃこりゃ」 「題して社会的距離構造」 「意味がわからん」 「このように選手を配置する」 「でも、通路の間って1.5mしかないんやろ」 「そうやな」 「2mはとらなあかんのちゃうか」 「いや、選手は動くわけで、1.5mの最短距離に近づくのはあるとしても短時間しかない、野外なら十分ちゃうか」 「そうかね」 「平均でいえば3.5m程度あくわけやしな」 「そんでなにすんねん」 「あとは足だけ使ってご自由にでいいと思うねんけど」 「適当やな」 「とにかく、選手は自分の枠から出ない、そうすれば社会的距離は保たれるから、あとは好きにできる」 「投げっぱなし感がすごいな」 「例えばこう」 「ルールがわからん」 「相手のコートにゴロでボールを蹴り、相手が止められずに外に出たら1点」 「それをやるにはコートが狭くないか」 「いや、想定としては小学校低学年だからたぶんこんなもん」 「大人がやるわけ違うんか」 「話の最初を思い出すよし」 「公園で群れている子供をどうにかしようという話か」 「まさに」 「でも、これ、コートの端をせこくかすめるように蹴ればゲームにならんの違うか」 「それも技術だとおもうけど、例えばマーカーをおいてこんな感じにすればよろし」 「ふむ」 「アレンジは自由自在で、ダブルスも楽しめる」 「サッカーテニスもできそうやな」 「多分めっちゃ楽しいで」 「普通のやつが区切られただけやろ」 「そうとも言う」 「でも、これやったら高学年でも楽しめそうではあるな」 「ワンバンOKからノーバンオンリーまで、技術レベルに合わせて楽しめる」 「でも、こんなん公園ででけへんやろ」 「だから、小学校のグランドでやる」 「緊急事態宣言で閉まってる」 「だからあけてもらう」 「無理やろ」 「いや、管理できない状態で子供を遊ばすと必ず団子になるから、安全を管理できる状態で遊ばせないと絶対だめ」 「そもそも家から出るないう話やしな」 「それは無理」 「無理といわれても困る」 「子供は動きたがるもんやからそれは無理」 「それはそうやけども」 「外で遊べない、家で暴れる、お母さん怒る、やっぱり動きたいので暴れる、お母さん怒鳴る、家の雰囲気悪くなる、でも子供やっぱり暴れる、お母さんついつい手をあげる、両方心傷つく」 「なんの呪文や」 「お母さんも子供気持ちがわかるから根負けして外に連れ出す、そこに同じような人が3組4組とあらわれて一緒になって遊びだす」 「さっきから妄想が暴走やな」 「そうすると、そこがクラスターになって複数の家族で感染が起こるのでこれは駄目」 「まあそのシナリオが駄目なのは確かやな」 「だから学校でやる方がいい」 「先生が大変やろ」 「いや、要所要所に先生を置けば複数を一度に管理できるのでそんなに大変ではないはず」 「先生の人数が足らんやろ」 「それは、1限目は1年生、2限目は2年生、、、6限目は6年生、とかやっていけば大丈夫ちゃうか」 「登下校が危ないやろ」 「そこは、低学年は親に同伴してもらって、一組づつばらばらにやってもらえば」 「親が大変やん」 「自分が見ながら外で遊ばせるよりは大変じゃないのではないかと」 「それはそうかもしれんが、なにしろ現場をしらん我々ではどこまで行っても妄想の域をでないのではないかね」 「そうなんやな」 「そこは素直なのか」 「でも、このウイルスって半年は確実でまずまず一年以上かかるから、子供が安全に遊べるガイドライン作りは一番大切やで」 「一番なんか」 「あたりまえやろ」 「断言されてもだな」 「子供が一番閉じ込められないもので、それを無理に閉じ込めようとすると大人の心も擦り切れていって、ウイルスをしのいだとしても、いろいろなものが壊れてしまう」 「でもなあ」 「だから、社会的処方箋が必ず必要になるねん」 「なんだそれは」 「このウイルスって、社会を殺すか人を殺すか、どっちかえらべ言うてんねんな」 「いきなり物騒やな」 「人の命をまもってロックダウンとかするとこうなるねん」 画像元:el Pais 「社会がなんにも息してへんやろ」 「まあ、土曜のマドリーの公園がこうだとそう言えるかもしれん」 「でも、うっかり社会を動かすとたくさんの人が死ぬ」 「短期間で数万の人がなくなる」 「だから、人を生かそうとすると社会が死ぬし、社会を生かそうとすると人が死ぬ」 「難儀やな」 「だから社会的処方箋が必要なんや」 「それはいったいなんなのかと」 「ここまでやっても人は死なないですよという処方箋で、この場合だと、ここまで子供を遊ばせても人は死にませんよ、という処方箋やな」 「そんなことか」 「それを考えている人はたくさんいると思うんやけど、子供が遊べる処方箋を最優先でつくれないもんかと思うんやけどな」 「経済やらなんやらいろいろあるしな」 「でもな、子供処方箋があれば人の流れを意図的に操作することすらできるねんで」 「なんかいきなり悪の組織っぽいな」 「例えば、しばらくすると怖い怖いゴールデンウィークが来るやろ」 「来る」 「帰省するーとかいって都会から田舎に人が動けば大量感染、大量死亡が目に見えてるやろ」 「まあ、帰省先にはお年寄りがまっているのが一般的やからな」 「それは、絶対に止めないといけない」 「そのための全国緊急事態宣言なんやろ」 「強制力のない宣言で止められると思うのか」 「そこは人のグッドウィルというものに期待してだな」 「そんな時に、子供が遊べる処方箋があれば、罰則とかなくても止められるねん」 「無理やろ」 「いや、例えば今、子供は遊び足りなくてイライラしてるわけやろ」 「そうやな」 「そこで、4月23日から、週6日で小学校のグランドで遊べますよーってやるねん」 「やるとどうなる」 「子供は当然、友達と遊びたいから学校に行きたがる」 「そりゃそうやろな」 「そうなれば親が帰省しようと言っても絶対に嫌がる」 「話が見えてきたで」 「これを5月6日まで続ければ、都会から田舎への伝播をもののみごとに防ぐことができる」 「風が吹けば、みたいになっとるな」 「そもそも民衆にエンターテインメントを提供するのは為政者の義務なんだから、子供に遊びを提供するくらいは早期にやってほしい」 「ローマ人か」 「そんなことをここ一週間ほど考えてたわけやどな」 「暇やな」 「そうでもないで」 「ほんまか」 「まあ、サッカーないしな」 「確かに」 「まあ、ないもんはないんやし、しゃあないな」 「イメトレに明け暮れるしかない」 「ポジティブに行くしかないかね」 「それはあかんな」 「あかんのか」 「この前、”コロナでも一家全員ポジティブです!!!”って文章を見て心臓が止まりそうになったんや」 「なんでや」 「最初目に飛び込んできたのが、コロナ、一家全員、ポジティブって単語やったから一家全員コロナに感染したと思ってびっくりしたんやけどな」 「それは、ひらがなを読み飛ばすお前の癖がわるい」 「だから、コロナ関連でポジティブって表現は避けたほうがいいと思うねんけどな」 「外国人に対してはそうかもわからんな」 「まあ」 「そんなこんなを話しつつ」 「はやく子供が遊べる処方箋ができることを祈りつつ」 「またいつの日か」 「ごきげんよう」 |
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